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具沢山クリーミーオムレツ

「今日はオムレツ、ですか?」
「うん。オムライスは前に作ったよね」
「そうですね。しかし前回の更新から一ヶ月以上たってるんですけど」
「うん。ここの管理人に期待するだけ無駄だよ……」
「悟ってますね」
「まぁ、諦めることは慣れてるからね。このコーナー、相棒オマエだし」
「そうですね………ってどういう意味ですか、綱吉君!!」
「聞きたいの? あれだよね。骸って変態の上にマゾ」
「…………泣いていいですか?」



具沢山クリーミーオムレツ―――(二人分)
卵(2個)
ほうれん草(1/2輪)
しめじ(半パック)
ツナ缶80g(半分)
生クリーム(50ccと大さじ1)
しおこしょう(適量)



①材料を切る
「切るものは、ほうれん草とじめじ?」
「…そうですね」
「もう、骸。いつまでも拗ねてるなよ。うっとうしいよ?」
「いつまでもって…ついさっきのことなんですけど!」
「え。そうだっけ?」
「………」
「で、しめじは根の部分を切って、水で洗ってオッケー」
「…ほうれん草はどう切りますか?」
「適当に。あと、切る前にちゃんと水張ったボウルの中で根元を洗ってだって」
「お母様ですか?」
「うん。スーパーで売ってるのは最近綺麗だけど、結構根元に砂残ってること多いんだって。そのままだと食べる時にじゃりじゃりしちゃう」
「…アサリの砂抜きを思い出しますね」
「あー。かも(笑)」

②しめじを炒める
「オリーブオイルをひいて、しめじを炒めて…」
「きのこ類は火をちゃんととおさなきゃいけませんよね」
「うん。ひだひだに虫いたら大変だからねー」
「そうですね。熱消毒、ということですか」
「うん。まぁ別にそう深く考えていってるわけじゃないんだけど」
「…そうですか」

②ほうれん草を加え、ある程度火が通ったらしおこしょうで味付け
「葉物はすぐ火が通るので投入するタイミングが難しいですね」
「うん。まだまだ手際悪いしね…」
「そうですね。それが一番の問題です」
「ちなみに味付けは例によって適当らしいよ」
「……またですか」

③ツナを投入
「はい。ここで綱吉君がイン!」
「オマエ、いっつもここだけテンション高いよね?」
「それはもう!! うっきうきのどっきどきですから!」
「意味わかんない」

④生クリームを加え、味を整える
「ツナはあんま火を通す必要ないから、味付け続きー」
「生クリームですか」
「うん。めずらしく本当に生クリーム」
「珍しいですね、ホントに!」
「いっつもミルクポーション使ってるもんね……珈琲の」
「邪道もいいとこですね」
「うん。で、ここで生クリーム50cc?」
「ですね。で、さらに味見ながら塩こしょうで整えて…」
「卵だ!」
「ええ」

⑤卵をボウルに割り、まぜる
「片手で割るには机の角ではなく平面で割るといいと千種に聞いたのですが……」
「うん。シンク、あまりまっすぐじゃないし固くもないよね」
「両手で割りますか」
「殻入っても困るし、そうしよ」
「そうですね。ではボウルに二つ卵を割りいれて…」
「生クリーム大さじ2を加えて、あとつぶこしょうを少し」
「飾り程度ですね」
「うん。混ぜちゃうからほとんどわかんないけどね」
「確かに」

⑥具をフライパンの隅によせ、卵を流しいれる
「具はもう火が通ってるから炒めすぎない様にフライパンの端に寄せて…で、溶き卵を流しいれる、と」
「時折かき混ぜて火が通るのを早めるんですね」
「うん。そう」

⑦卵が固まってきたら具を卵の上にのせ、卵で包むように丸める
「で、固まってきたら…具を卵の上に移して…」
「包むように卵をまくんですね」
「うん。でも具が多すぎて包めないんだけど…」
「…ええ。まぁいいんじゃないんですか。アリですよきっと」
「……いつもながら中途半端だよね。じゃあ皿に盛って…できあがり、と」





実食
「こしょう、入れすぎたかなぁ…?」
「でもこれだけだと味濃いかもしれませんが、おかずだったらちょうどいいんじゃありませんか?」
「あ、そうかも!」
「具沢山ですし、お腹一杯になりますよね」
「うん。卵をもっとふわっとできるといいなぁ」
「次はリベンジしましょう!」
「卵料理シリーズ? いいかも」
「スパニッシュオムレツとか」
「オムレツばっかじゃん!!」
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ナスとツナの涼風サラダ麺

「今日はソーメンだって。夏だしね」
「素麺ですか。ジャパニーズヌードルですね」
「……ラーメンとソーメンはかなり違うと思うけど」
「そうなんですか?」
「うん。もしかしてソーメンも食べたこと…」
「ええ、ないです。…(がさごそ)…コレでよかったですか?」
「そ、それソーメンじゃなくてソバだよ!?」


ナスとツナの涼風サラダ麺―――(一人分)
素麺(1輪)
茄子(1/2本)
ツナ(80g缶半分)
水菜(束を崩して6から10本ほど)
だしつゆ(200cc)
おろし生姜(小さじ1)


①湯を沸かし、麺をゆでる
「まぁソバでもいっか…」
「すみません。よく見ずに買ってしまって」
「大丈夫だと思う。じゃ、お湯沸かして……」
「沸いたらどれくらい茹でるんですか?」
「好みの硬さまで。でも冷やすから固めに茹でると固すぎるかもしれないみたい」
「へぇ」

②水菜を切り、氷水につけておく
「麺を茹でる間に具を作るんですね」
「うん。水菜を切って、氷水に晒しておくみたいだから、こおりこおり…」
「水菜はどれくらいの長さにきりますか?」
「んー? 長すぎると食べにくいかも」
「ああ、ナルホド…」

③茄子を薄切りにし、熱した油でさっと揚げる
「茄子の揚げびたしってことだよね」
「そうですねぇ」
「あれ? 骸これは食べたことあるの?」
「ええ、居酒屋にいったら出てきました」
「へぇ。………あれ? 骸オマエ未成年だよね!?」
「細かいことは気にしないでいきましょう!」
「細かくないよ、ぜんっぜん!!」
「ところでなんでさっと揚げなきゃいけないんでしょうね」
「油くさくなるからって母さんが……って骸!」

④めんつゆ(100cc)を濃い目に薄めた中に生姜を加え、揚げ茄子をつける
「揚げモノは新聞紙にとると油を吸ってくれるからいいと千種がいってました」
「……………」
「すみません、綱吉君。もう居酒屋にはいきませんから…(家でなら構わないでしょうし)…」
「…………ホントに?」
「ええ」
「ならいいけど。…もう。もう少し歳相応のことしろよなー」
「(今更僕に言う君が特殊だと思いますけど)…それじゃあ揚げた茄子をめんつゆにつけましょうか」
「うん。生姜の入っためんつゆを作って……濃い目だよね?」
「はい。ではつけます」

⑤茹であがった麺を水で洗い冷ます
「お、麺そろそろよさそう」
「一本食べてみましょうか」
「うん。……どう?」
「ええ。良さそうですね。ではざるにあけるので流しから離れてください」
「うん」
ざざー。
「後は水で洗って冷やして……氷も使います?」
「早く冷ますにはいいかもね。たくさん必要だけど」

⑥盛り付け
「まず麺を盛って……」
「水菜をのせますね。……結構いっぱいですね」
「うん。まるきりサラダみたい。上に茄子のあげびたしのせるよー」
「はい。つけためんつゆは使うんですか?」
「油がかなり移ってるから捨てるんだって。もったいないけど」
「そうですか…では綱吉君を。油は切るんですよね?」
「…………」
「綱吉君?」
「じゃ、変な人はほっといて。好みの濃さにしためんつゆかけてできあがり!! 水菜とかで水気が多いのであまり薄すぎないほうがいいみたいですよ!」
「綱吉君ーッ」





実食
「俺、茄子のあげびたしって好きなんだ」
「おいしいですよね」
「(無視)水菜がしゃきしゃししてておいしい!」
「ホントにサラダみたいですね」
「(ガン無視)ツナと茄子が油系だけどほんのり生姜と水菜でさっぱりしてるから暑い時によさそう!!」
「夏ばてに良さそうですね」
「(さらに無視)ああ、美味しかった! でも正直、ソバよりソーメンのがいいよね」
「綱吉君、赦してくださいー(泣)」

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ツナバーグ&ツナゲット

「今日は二品ですか!」
「うん、おんなじ材料で結構量が出来ちゃうからだって」
「………そんな理由なんですね」
「そういうもんだろ」
「……気を取り直して。それじゃあ今日も作りましょうか」
「うん」


ツナバーグ&ツナゲット ―――材料(二人分)
ツナ80g缶(1缶)
豆腐(1丁)
卵(1個)
大根おろし(少々)
小麦粉(大さじ3)
しょうゆ(大さじ2)
マヨネーズ(大さじ2)
しおこしょう
しそドレッシング(またはぽんず)
ケチャップ
彩り用の野菜(しそ、トマト、ブロッコリー等)



①水気を切った豆腐、ツナ、卵、小麦粉をボウルの中で混ぜる
「じゃあ……」
「僕が材料を入れていきますので綱吉君まぜてくれますか?」
「うん」
「それでは。豆腐と、ツナを油ごとと、卵と、小麦粉が……」
「大さじ3」
「ああ、そうでしたね」
「うん。でもタネの様子を見ながら小麦粉は調節するみたい。ゆるゆるじゃあハンバーグ作れないから。…で、全部を入れたら手で捏ねる、と」

②しょうゆ、しおこしょうで味付けをする
「調味料はしょうゆとしおこしょうですね」
「うん。とりあえずは」
「とりあえず?」
「今回はハンバーグとナゲットを作るからまた後で何か加えるみたい」
「へぇ、そうなんですか」
「うん。だから今はハンバーグ用味付け」
「了解です」

③多めに油をひいたフライパンに楕円に握ったタネを落とし、上から押して平たい形を作り、両面を焼く
「それじゃ焼くけど……大部分が豆腐だからやっぱりちょっと崩れやすいかなぁ」
「掌より小さめの楕円を作るくらいが丁度いいみたいですね」
「あ、そうかも」
「この後ひっくりかえしますし、あまり大きいと崩れてしまいますからね」
「うん。で、温めて油を引いたフライパンに落として上から指で平らにする……っと」
「ああ。平らにしてから落とすと形が崩れやすそうですね。油跳ねるので火傷に気をつけて…」
「あづッッ!!」
「だ、大丈夫ですか!? すぐに冷やして!!」
「ごめん、骸……」
「いいですから! 火傷はちゃんと冷やしておかないと跡で痛いですからね。焼くのは僕がやっておきます。ふちが狐色になってきたらひっくり返して両面を焼いて……焼けたらハンバーグ本体は出来上がりですね」
「うん。こっちの皿によけてね」
「はい」

④残りのタネにマヨネーズを加え、混ぜる
「じゃあ次はナゲット!」
「先ほどのタネにマヨネーズを加えるんですね」
「うん、そうみたい」

⑤再びフライパンに油をひき、スプーンで掬ったタネを落とし、少々平らにのばして両面を焼く
「じゃあもう一度フライパンに油をひいて」
「今度はスプーンでタネをひろうんですね」
「ナゲットだし、小さくしないとな」
「そうですね。大きさも均一になりますし」
「うん。で、さっきとおなじように両面焼いて、オッケーだね!」
「ええ。では盛り付けましょうか」

⑥盛り付け
「じゃ俺はハンバーグ盛り付けるから」
「では僕はナゲットを」
「えーと、大根おろしと…あ、しそないや。ま、いっか」
「…ふんふん。ナゲットの並びはこんな感じでいいでしょうかね…」
「切ったトマトとゆでたブロッコリーを添えて、ハンバーグに(できればしそと)大根おろしを載せて…ヨシ!」
「ケチャップケチャップ……ああ、ここでしたか」
「あとはしそドレかけたら完成だよ。こっちは」
「僕も……ハイ、完成です
「………ナニソレ」







実食
「っつーかさ、いい加減恥ずかしいよオマエ…」
「ヒドイですね……綱吉君。いいじゃないですか! ハートと綱吉君ですよvV
「骸は弁当にもハートとかラブとか書きそう……」
「それが綱吉君のお弁当になら喜んで!!」
「絶対ヤメロ」
「………うう」
「それより味! 早く食べるよ骸!!」
「…ハイ」
「うん。スッゴイふわふわ!!」
「あ、本当ですね。豆腐の感触が……」
「あと油大目にひいてるから表面がカリカリしてて面白いかも」
「ええ。ハンバーグの方はしそドレッシングでさっぱりめ、ナゲットはマヨネーズとしょうゆで十分味がついてますが、ケチャップがあいますね」
「うんうん! 子供が喜びそうだよね」
「ああ、そんな感じです。ところで火傷は大丈夫ですか?」
「うん。なんとか」

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ツナたま丼

「今日はどんぶりかぁ!」
「どんぶり……実は僕、食べたことないんですけど」
「え!」
「アレですよね。ご飯の上におかずを載せて一気に食べるというお手軽な…」
「………」
「どうしました? 綱吉君」
「どうしたって………カツ丼も親子丼も海鮮丼もなんっも食べたことないの!?」
「ええ。……おかしいですか?」
「信じらんない!!」


ツナたま丼 ―――材料(一人分)
ツナ40g(缶の約半分)
玉ねぎ中(3分の1)
じゃがいも中(1個)
卵(2個)
だし(70cc)
みりん(大さじ3)
しょうゆ(大さじ1と1/2)
おろし生姜(小さじ1)
三つ葉(少々)
ご飯(1膳)


①材料を用意する
「ホンットありえない! ほら骸、玉ねぎ切って」
「また玉ねぎは僕なんですね…」
「うん。スライスで、だって。俺はジャガイモ細切りにするから」
「切りましたけど、どうします?」
「水にさらしておけばいいんじゃないかな」
「ああ、なるほど」

②みりんを煮立たせる
「みりんをフライパンに入れて…」
「鍋じゃないんですか?」
「そういうとこアバウトだからね。このコーナー」
「……確かに」
「で、アルコール分をとばすためにひと煮立ちさせるんだって」

③調味料をすべて加える
「で、しょうゆとだし汁と、生姜!」
「生姜が決め手なんですね」
「うん。らしいね」

④玉ねぎとじゃがいもを加える
「調味料を全部入れたら切っておいた野菜を入れて…」
「玉ねぎとじゃがいも、どちらから入れますか?」
「え。どっちだろ……」
「順番違ったら何か違いますかねぇ」
「うーん…でもどうせ煮るんだし、いいんじゃないの? 一緒で」
「はい。じゃあ入れてしまいますね」
「うん」

⑤油をきったツナを入れる
「今回は油を切るんですか」
「うん。どうしてかはわからないけど」
「……毎度毎度、いいかげんですよね…」
「もう諦めてるけど」

⑥といた卵を3分の2ほど流しいれ、半熟にする
「では卵を割って……」
「卵、割れる?」
「……どうでしょう。初めてなのであまり自信はありませんけど」
「へぇー…って、あ!!」
「え、何か失敗しましたか!?」
「そうじゃない! なんで片手で割れるのさ!!」
「え。卵の割り方に平らなところで打ち付けて、そのまま片手で割り開くって書いてあったので…」
「それでなんでできるの!?」
「できないんですか?」
「できないよ!」
「ええと……とりあえず卵、フライパンに流し込みましょうか…」
「……うん」

⑦残りの卵を加え、火をとめる
「で、先に流しいれた卵が半熟くらいに固まってきたら残りの卵を入れるんですね」
「うん。時々かき混ぜたら早く固まるみたいだね」
「ええ。じゃ、入れますね」
「うん。……おお、とろとろ」

⑧盛り付け
「最後の盛り付けだけど……実は今日はご飯に工夫してあるんだよね」
「工夫ですか?」
「うん。オーツ麦っていうのが入ってる」
「オーツ麦? なんですかそれは」
「わかんない」
「………」
「麦ってついてんだから麦なんじゃないの」
「……そうですね」
「じゃあご飯をどんぶりに盛って、その上にフライパンの中身をかけて……」
「上にかざりの三つ葉を散らせばできあがり、ですね」
「うん。完成!」





実食
「……味濃いかな、って思ってたけどそうでもないね」
「しっかり味がついている、という感じですね」
「うん。生姜がいい感じでしめてるし」
「はい。材料的にも経済的ですし」
「うんうん。そういやウチの庭には三つ葉も生えてるしなー」
「や。そこまで節約せずとも……」

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まるごとトマトのオーブン焼き(ツナ入り)

「またトマトなんですね」
「うん。だってトマトが二つパックで売られてたから。使い切らないと」
「……経済観念のしっかりした綱吉君もステキです」
「無理しないでいーから」
「む、無理なんて…っ」
「うんうん。さ、さっさと作ろうか」
「綱吉君……寂しいです」
「ハイハイ」


まるごとトマトのオーブン焼き(ツナ入り) ―――材料(1人分)
トマト中(1個)
ツナ缶(3分の1)
ブロッコリー(一口大を3つほど)
人参(小さな輪切り1,2個)
カリフラワー(一口大を2つほど)
アスパラガス(一口大を3つほど)
しお、こしょう
粗引つぶこしょう
モッツァレラチーズ(ひとかけ)
オリーブオイル


①トマトの上下を切り、中をくりぬく
「えーと。まずはトマトの用意から」
「今回も中身をくりぬくんですか?」
「うん。底を少し切って、転がらないようにして、上も一センチくらい切り取るんだって」
「一センチ? 随分切るんですね」
「蓋として使うみたい」
「では、切ったら中を?」
「うん。刳り貫く。中身食べてね、骸」
「……ハイ」

②オーブントースターで5分熱する
「用意ができたらトマトを加熱するんですね」
「うん。トマトの汁がでるからアルミで皿を作って、その上にトマト本体と蓋部分を並べて…」
「5分、ですね」
「そう。で、オーブンかけてる間に中身つくろ」
「ええ」

③野菜を炒める
「なんだか今日は平和に過ぎていますねぇ…」
「わざわざ変なこと言い出さなくていいからな、骸」
「変なことだなんてそんな! ところで綱吉君。野菜は…?」
「コレ」
「……冷凍食品ですか?」
「だってこの洋風野菜ミックスなら材料全部入ってるだろ?」
「まぁそうなんですけども……」
「フツーにブロッコリーとか全部用意したら材料多すぎるし」
「……生活の知恵ですね」
「なんだよ。イヤなの? 骸」
「いいえ! そんな!! 綱吉君の作ったものでしたら焦げたクッキーだっておいしく食べれます!!」
「…作んないから」
「ええっ! 放課後の甘酸っぱいプレゼントタイムとかないんですか!?」
「あるわけ無いだろっ(ごす)」
「イタっ! つ、綱吉君……(泣)」
「馬鹿なこと言ってないでさっさとフライパンで野菜塩茹でして」
「……ハイ」
「茹だったらお湯捨てて、水気がなくなるまでフライパンで転がして、オリーブオイルとしおこしょうで炒めててね」
「………ハイ」

④ツナに味付けをする
「んじゃ俺はツナに味付けしとくから……っていってもつぶこしょうかけてちょっと混ぜるか」
「綱吉君。野菜も炒め終わりましたよ」
「ありがと骸。あ、丁度トマトも焼けたみたい」

⑤トマトにツナ、野菜、チーズをつめる
「じゃ、トマトに具を詰めよう」
「どうやって入れていくんですか?」
「順番はツナ、チーズ、野菜、上にまたチーズだって」
「ではツナをどうぞ。火傷しないように気をつけてくださいね」
「うん……ツナを、底にしいて、上に少しだけ乗せて、と」
「野菜はどのように?」
「適当」
「……そうですか」
「チーズをのせやすいように薄く刻んでおいて」
「はい」
「ありがと。ん、いいかな」

⑥上部は取り出し、詰め物をしたトマトを5分ほど加熱する
「更に5分加熱ですね」
「うん。でもチーズの焼け具合によるから見てたほうがいいみたい」
「具材は既に火が通ってますもんね」
「うん、そう。あ、蓋はもうオーブンにかけなくていいみたいだから取り出さないと」
「はい、じゃあ出しておきますね」

⑦盛り付け
「おー。チーズとろっとろ!」
「おいしそうですね」
「うん! じゃあお皿にトマトを移して……」
「焼けて柔らかくなってますから気をつけないと崩れてしまいますね」
「うん……よし。あとは蓋をして周りに残った野菜を添えて…」
「お好みでドレッシングやオリーブオイルをかけてもいいんですね」
「うん。飾りにもなるし。おもてなし料理って感じだね」
「ええ」






実食
「焼いたトマトって意外とウマイ……」
「…ホントですか?」
「あ、もしかして骸苦手だったの?」
「トマトはサラダで食べるものでしょう…?」
「でも考えてみればさ、結構オムライスとかパスタとか作る時に加熱するじゃん?」
「それはかなり味付けしますし、原型はありませんからね」
「ふーん。じゃ、食べないの?」
「い、いえっ……食べます」
「もぐもぐ……あ」
「意外とイケルよね?」
「……ええ。本当に意外ですが」
「あと野菜もしおこしょうが程よくきいてるし。それにチーズがかかってチーズフォンデュみたいだよね!」
「ああ、そんな感じの味ですね……あ、綱吉君が出てきました
「俺じゃないし」
「クフフ。最後に綱吉君が出てきてびっくりしますね」
「だから俺じゃないって……でも確かに、いろんな味が出てきて面白いかも」
「美味ですしね 特に綱吉君が
「うん。前半は同意する」

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