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ツナとポテトのシンプルグラタン

「えーと、誕生日おめでとう?」
「な、なんで疑問形なんですかっ!?」
「それは別に骸が生まれた日を祝っても嬉しくもなんともないからだよ」
「正直すぎますよ綱吉君!」
「いや、余計なこと言って誤解されたくないし」
「いくら僕でも傷つきます!」
「え」
「…なんですか、そのいかにも心外って顔は」
「………」
「ひ、ヒドイ……誕生日なのに……」
「まぁまぁ骸。気にするなって!」
「気にします!!」


ツナとポテトのシンプルグラタン―――(材料4人分)
ツナ(1/2缶)
ジャガイモ(大2個)
とろけるチーズ2枚
パセリ(少々)
塩(大匙1)
塩こしょう(適量)
マヨネーズ(大匙3)
粉チーズ(大匙1)

①ジャガイモの皮を剥き、塩茹でする。
「拗ねるなって骸……めんどいから」
「綱吉君…酷い……」
「ほら、ジャガイモの皮むいて目をとって」
「…うう」
「手、気をつけろよ?」
「…ううう」
「……うっとうしい」
「ううッ……す、すみません綱吉君っ! ほら、ジャガイモ剥けましたよ!!」
「うん、じゃあ鍋に水張って、大匙1の塩入れて、ジャガイモ茹でよう。どうせ潰すんだから茹で上がるの早くなるよう小さく切っちゃおう」
「はい…」


②茹で上がったジャガイモの水気をきり、ボウルの中で潰す。
「爪楊枝とか刺してみてすんなり通るようになったら水きりですね」
「うん。水切ったらまた火にもどして、完全に水を飛ばすんだって」
「こふきいもの状態ですね」
「そうそう」
「で、水気が飛んだら」
「ボウルに移して潰す、と。食感欲しかったら荒めにね」
「今回はどうしますか?」
「うーん。マッシュにしちゃおうか」
「はい、わかりました」


③調味料を加え、混ぜる。
「味付けは……粉チーズと塩こしょうとマヨネーズだって。あとは粗びきの粒こしょうとかパセリで見た目に変化をつけてもいいみたい」
「結構マヨネーズ入れますね」
「うん。でも好みによって変えていいと思う。ちょっとずつ入れて味見しながらやればいいんじゃない?」
「そうですね」
「じゃ、次の工程に……あ、ここで油をきったシーチキン加えないと!」
「…! 大切なものを忘れるところでしたね!」
「ツナじゃなくて明太子でも美味しいみたいだけど」
「ここは綱吉君を食べつくすコーナーですよ! 綱吉君を使うに決まっているでしょう!!」
「……(白眼)」


④耐熱皿に入れ、チーズを被せてレンジにかける。
「じゃ、まぜたものを耐熱皿に入れてー」
「つ、綱吉君…?」
「今回は小さいココット皿を使おうかな。深さがあるほうがいいしね」
「綱吉君…!」
「うーんと、まずは混ぜたタネをいれて、その上に四分にしたチーズを半分ずつ乗せてって…うん。よし」
「綱吉君…無視しないで下さい…」
「えーと、ジャガイモは火が通ってるから、オーブンはチーズが溶けるくらいでいいんだよね」
「……うう、綱吉君…」
「じゃあオーブントースターで2分もやれば焦げ目つくかなー」
「………」
「煩いよ骸。焼きあがったら出してね。熱いから」
「綱吉君!!(歓喜)」



実食
「美味しそうですねっ!」
「……気持ち悪いほどの笑顔だね骸」
「そんな! 僕の笑顔に酔ってしまうだなんて綱吉君!!」
「言っていない。一言も言ってない」
「照れなくてもいいですよ? 誕生日にわざわざ手料理をご馳走してくださるなんて、僕は感激です…」
「別に骸のためじゃないし」
「ああっっ……とろけるようなチーズ、こしょうとマヨネーズとツナとジャガイモが熱く柔らかいハーモニーを作り出し、粉チーズがそこにまろやかな華やかさを加え……!!」
「どこの料理人だよ」
「要約すると、とても美味しいです」
「それだけでいいよ」
「ありがとうございます綱吉君」
「だから骸のためじゃないから」
「それでもですよ。いいんです、僕は嬉しいんだから」
「………なんだよ、それじゃ俺が悪者みたいじゃん」
「何か言いましたか? 綱吉君」
「何にも。……誕生日おめでと」
「……………………綱吉君ッッ!!!!!」
「あーもー抱きつくなキスするなうわっ舐めるなよ馬鹿ウザイキモイ暑苦しいーっっ!!」

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ツナと大根のシチュー

「本当はこのサイトの一周年記念に作ってたんだそうですよ」
「へぇ。それで冬っぽいメニューなのかなぁ…?」
「どうでしょう。正直どうでもいいですが。おそらく管理人は僕たちに盛り上げてほしかったんでしょうね。それに乗ってあげる義理はありませんが、それにしたって…」
「……遅すぎだよね」
「正に。……まぁ、今更ですね。さっさと料理始めましょうか」
「うん」


ツナと大根のシチュー―――(材料4人分)
ツナ(1缶)
大根(1/3本)
人参(1/2本)
タマネギ大(1個)
ブロッコリー(小房を15~20ほど)
シチューのルゥ(1/2箱)
牛乳(1/2カップ)
水(600ccほど)
しおこしょう(適量)
サラダ油(適量)


①野菜を切る。
「ってかメニュー、大根とツナのシチュー?? 俺、初めて聞いた!」
「僕もです。シチューといえば、ジャガイモと人参とタマネギとブロッコリーでしょう」
「俺んちは鶏肉入れてた!」
「千種は時々鮭を入れます」
「あ、それも旨そう……。ええと、大根は扇型でいいのかな?」
「そのようですね。少々厚め(1cm弱ぐらい)の輪切りにしてから四等分ほどだそうです。結局きり方などは個人の好みにあわせていいものですが」
「そうだよねー。早く作りたい時には小さめに刻むと煮えやすいけど、長く煮込むなら大きくきらないと溶けちゃうし…。よし。人参は輪切り?」
「ええ。あとはブロッコリーを小さな房ごとにして塩茹でですね」
「タマネギは半割にしてから1~2センチ幅で切って……」
「これで下準備はオッケーですね」
「うん!」


②野菜を炒める。
「順番としてはタマネギ、人参、大根、ブロッコリーだって。でもブロッコリーは一度湯掻いてあるからできあがる直前とかで全然イイみたい」
「ほう。基本は根菜から葉野菜ですね」
「うん。やっぱり火の通りが問題なのかな」
「そうでしょうね。タマネギはなんでも最初のようですが」
「あ。それは基本って言うか管理人の趣味みたいだよ」
「…は?」
「生タマネギが好きじゃないから、いっつもよく炒めるんだって」
「……そうですか」
「じゃ、油引いて…」
「気をつけてくださいね」
「ん。えと、塩こしょうでちょっと味付けるんだよね」
「ええ。ルゥが入るので本当に好みで少しだけでいいですよ」
「オッケ。わかったー」


③鍋に水を加え、沸騰するまで煮る。
「火が通って具材が透明になってきたら水を加えるんですね」
「うん。水の量は大抵ルゥの入った箱に書いてあるみたい」
「…ところで綱吉君。その箱はどこですか?」
「え。……あ! 捨てちゃったかも!!」
「…………(がさごそ)……ありました」
「ご、ごめん…」


④火を止めた鍋にルゥを溶かし込む。
「沸騰するまで煮たら、一度火をとめてルゥを…」
「ルゥ入れてから焦がしちゃったら駄目なんだよね」
「そうですね。焦げたカレーなど、最低の極みです」
「…食べたことあるの?」
「……一度、犬が」
「食べてあげたんだ…」
「勿体無いですからね」


⑤再び煮る。
「ええと、牛乳も加えて、今度は中火で煮て、適当なとこでブロッコリーとツナも加えて……」
「火が強いようだったら弱火にして、焦げないよう気をつけなければなりませんね」
「こだわるね」
「必要なことでしょう?」
「ま、そうだけど」
「折角のツナですから美味しくいただきたいですしね。タイミングとしては、とろみがついてきたらというところでしょうか」
「うん。あと、根菜の様子も爪楊枝とか刺して確認した方がいいよね。…っていうかさ、今ちょっと不穏な発言なかった?」
「何のことでしょうか。……人参のかたさ、どうですか?」
「いいみたい、だけど」
「では完成ですね」
「………!」




実食
「うわっ…! 大根美味しい!!」
「意外と合いますね。シチューに」
「うん。ほんっと意外だけど!! なんかあっさりめなシチューだよね」
「ああ。そうですね…そんな感じです」
「大根は蕪でもいいかも」
「似てますしね」
「うん」
「綱吉君もあっさりしたシチューにあって、とても美味しいですよ」
「……一気に食べる気しなくなったよ…」
「え、勿体無い。それでは僕が綱吉君の分も…是非そのスプーンごと!!」
「…………ッッ変態っ!!!!!!」

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春キャベツとツナのパスタ

「綱吉君の浮気者ォォォオ!!!」
「……何一体。骸に浮気者呼ばわりされる覚えはこれっぽっちもないんだけど」
「ひ、ひどいっ! 僕というものがありながら、アルコバレーノとラブラブだったと聞きましたよ!?」
「は? ラブラブ…?」
「とぼけないでくださいっっ! 君、家庭教師とスパゲッティ作ったでしょう!?」
「……ああ! つくったつくったよく知ってるね骸」
「認めましたね!」
「だって本当のことだし。…でもなんでそれがラブラブだの浮気だのって単語につながるわけ?」
「だ、だってこの時くらいしか僕は綱吉君を独占できないのに……あのアルコバレーノの前では裸エプロンだったっていうじゃないですか!? ハレンチですよ綱吉君! そういうことは僕の前でやりなさい!!」
「………やってないし、なんで骸の前でやんなきゃなんないのさ。ほんと意味わかんない。キモイ骸」
「はうっ…!(ダメージ100)」


春キャベツとツナのパスタ―――(材料2人分)
パスタ(1人分80~100g)
キャベツ(フライパン一杯)
ツナ(1缶)
しおこしょう(適量)
にんにく(ひとかたまり)
ブイヨン(5gほど)
オリーブオイル(大匙2)
とうがらし(少々)
白ワイン(1/4カップ)


①湯を沸かしつつ材料を用意する。
「最初にパスタを茹でるために水を鍋一杯に沸騰させて、と」
「湯は麺が泳ぐ程度にはあった方がいいんですよね」
「うん。絶対の量はないみたいだし、急いでる時には半分くらいに折ってフライパンに沸かしたお湯とかで茹でるとちょっと早くあがるらしいけど」
「まぁ、僕たちは基本に忠実にいきましょう。初心者ですし」
「そうだね。味付けはアバウトだけど」
「それはそれ、これはこれで」
「…適当だよね、ホント」
「否定できません」
「……はは。じゃ、お湯沸かしてる間に材料用意しよう」
「そうですね。時間の効率利用ですか。キャベツと……ああ、キャベツだけですか?」
「うん。芯をとってから適当にざく切りに。芯を使う場合は薄くスライスするか千切りだって」
「厚いと火が通る時間がばらつくんでしょうね」
「そうみたい」


②パスタを茹でる。
「お! お湯沸いた!! じゃあ……塩塩」
「塩は多めでお願いします」
「うんうん。ほんのり塩味でおいしくなるよね」
「そうですね。ああ、先日テレビで見たんですが、沸かしたお湯がしょっぱくなるくらいに塩入れていましたよ」
「へぇ……、と。湯から飛び出した麺は柔らかくなってきたら湯の中に沈めて……タイマーセット、と。これは8分か。よし!」


③炒める。
「まずは下味とにおいつけににんにくを炒めるんですね」
「うん。あっためたフライパンにオリーブオイル大匙2杯を入れて、にんにくと唐辛子をまずは…」
「低温じゃないとすぐ焦げるようですから気をつけて」
「うん…わかってる………もういいかな」
「匂いが立ち上ったらいいようですよ」
「へぇ。……うん、良さそう」
「にんにくと唐辛子を取り出したらキャベツを炒めて……しおこしょうで味付けですね」
「あ、あと麺の茹で汁も入れるみたい。いい塩味でてるし、麺に味が絡みやすくなるらしいよ」
「……誰から聞いたんですか?」
「へ? リボーン」
「………」
「何骸。落ち込んで。……白ワインとツナを加えて蒸し焼き……よし、と」
「綱吉君は鈍感ですね……いいです。そのままの君で居てください。あとはブイヨンと塩こしょうで味をととのえて出来上がりですね」


④盛り付ける。
「わ! キャベツの緑、綺麗だねー。なんか優しい色だ」
「春キャベツは柔らかいらしいですから、多分味もしみてますよ」
「へぇ。麺とソース盛るだけで他にやることないよね」
「ええ」
「よっしゃ! おいしそー!」





実食
「わ、キャベツ柔らか! 味は…塩こしょうであっさり目だから朝からでもぜんぜんイケる!」
「作り方もシンプルで材料費もたいしてかかりませんし」
「うん! うまー」
「おいしいです。…ところで綱吉君。何か忘れてらっしゃいませんか?」
「え? 何を??」
「今日は何の日でしたっけ」
「……え? なんかあったっけ…?」
「ほ、ホラ、あれですよ! 甘いお菓子の…」
「甘い? お菓子?? ……あ、今日…」
「そ、そうですそれですよ綱吉君!!(どきわく!)」
「俺、また今年も一個ももらえなかった……(がくり)」
「つ、綱吉君…」
「っていうか骸。何期待してたんだか知らないけど、もう日にち過ぎたよ」
「え……(時計を振り返る)…あああっ!!!」

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ツナポテ!

「………この出だしもマンネリな気がしますが、久しぶりですね…」
「うん。久しぶりだよね」
「この更新の気まぐれさはどうにかなりませんかね」
「…どうにもならないんじゃない?」
「……くっ…」
「どうしたのさ骸。オマエそんなに料理が好きだったの?」
「いえ、数少ない僕と綱吉君のラブタイム を邪魔するかのごとく管理人に殺意を覚えまして」
「俺は今すぐオマエを(殺して)穴に埋めたいけどね!!」
「つ、綱吉君……///
「なに骸頬染めて気持ち悪い」
「いえ…(わからなくてもいいんですよ!)」
「なんなのさホントに。…まぁいいや。さっさと作るよ。今日はツナのポテトサラダだって」
「はいっ! 楽しみですねぇ!!」
「………(何ホントキモチ悪いよ)」


ツナポテ!―――(材料5人分くらい)
ジャガイモ(大きいのなら4、5個)
ツナ80g缶(1缶)
マヨネーズ(たくさん)
しおこしょう
パセリ(かざりに少々)


①ジャガイモの皮を剥く。
「毎度だけど、材料表記イイカゲン過ぎない?」
「今更ですよ! さぁ綱吉君。僕が皮を剥きますので綱吉君は洗ってくださいますか?」
「……イイケド」
「ハイっ! ではお願いします」
ざーじゃぶじゃぶ
「はい」
「ありがとうございます(むきむき)……こんなものですかね」
「ちょっと皮厚くない?」
「うーん、そうですねぇ…」
「皮剥いたら一口サイズに切って……あ、それにジャガイモの芽、とらないとって母さんが」
「目、ですか?」
「目玉じゃなくて双葉とかの芽のことだからな骸!」
「え。…ああ、そうですよね!」
「………そのままだと毒があるらしいからさ」
「へぇ、そうだったんですねぇ。犬はよく芽が出始めたジャガイモを生でかじってますけど」
「止めろよ!!」


②ジャガイモをゆでる。
「じゃあ、ジャガイモを鍋に入れて…」
「水はどれくらい入れますか?」
「ジャガイモが全部埋まるくらい」
「はい。ああ、あと塩は」
「入れる」
「…で、火をかけて……」
「沸騰してきたら火を弱めて、あくをとりつつジャガイモの固さを確認するんだって」
「どれくらいがいいんですかね」
「竹串が刺さるくらいらしいけど、マッシュポテトにするか形を残すかでも違うみたい」
「今回は?」
「形を残すらしいからちょっとかために」
「了解しました」


③茹ったジャガイモの水をきり、火にかけたまま水をとばす。
「おー! ほくほくしてて美味しそう!!」
「結構量多いですね…味見します?」
「うんっ!!」
「(可愛いですね、本当に…)はい、どうぞ。火傷しないでくださいね」
「うん…。ふーふー…あふっ!」
「綱吉君っ!?」
「だ、だいひょーふ」
「大丈夫じゃなさそうですよ、全然!!」
「みずみず……ふう! 塩きいてておいしいよ!」
「それは良かったですけど気をつけて…ああ、そろそろ水気飛びましたかね」
「うん。いいんじゃない?」


④ジャガイモをボウルにうつし、熱をとる。
「僕がかき混ぜますので、うちわで扇いでいただいていいですか?」
「うん。どんくらい冷ますのかなー?」
「どうでしょう。またお好みじゃないですか?」
「冷たいサラダが好きだったら沢山冷やすってこと?」
「ある程度冷やしたら冷蔵庫に入れられますし」
「そっか。冷蔵庫に入れられるくらいにしとけばいいわけ?」
「ああ…それにハムやその他の具を入れる際に温かいままだと痛みやすいですからね」
「ああ! そっかぁ!」
まぜまぜ。ぱたぱた。
「手、疲れませんか?」
「まーリボーンの修行に比べたらね…」
「…………」


⑤油をきったツナを入れる。
「さあ綱吉君、出番ですよっ
「あのさぁ、マジでキモイからツナ缶に話しかけないでくれる? ってうわっ! キスすんなマジやめてキモイ変態近づくな…っ!!!」
「ヒドイ…今日はなかなかいい雰囲気でしたのになんで……」
「イイカゲンオマエは自分がそうさせてんだって気付いた方がいい」
「ああっ、僕の綱吉君への愛がっっ!」
「ナニ勘違いしてんだ気持ち悪い(ごすっ)」
「痛いです、綱吉君…」
「良かったね、生きてるからだよ」


⑥マヨネーズ、しおこしょうで味付け。
「さっさと混ぜてね、骸」
「……ハイ」
「マヨネーズ、コレくらいかなぁ…? ちょっと大目のが美味しいんだよね。ポテトがぱさぱさじゃなくてちょっとねとっとまとまるくらい」
「ねっとり、ですか…?」
「笑いキモイ。いちいち単語に反応するな。それとジャガイモ混ぜる時潰しすぎんな」
「……難しいですよ、綱吉君…」
「どっちがとは聞かないでおいてあげる。…ゆですぎたかな」
「そうかもしれませんねぇ」
「まぁしょうがないか。じゃあこしょうで味を調えて…」
「クールな綱吉君もステキです!」
「あーはいはい」


⑦盛り付ける。
「じゃーもう皿に盛るだけだけど」
「仕上げにパセリ載せるんですよね?」
「うん」
「パイナップルじゃいけません?!」
「それを持って来る意味がわかんない」
「君への愛、ですよvv
「激しくいらないからどっか遠いトコに捨ててきて」
「……綱吉君…(泣)」





実食
「……うん、ツナとポテトだけでシンプルだけどおいしい!!」
「やっぱりマヨネーズを多目にしたのが良かったですね」
「そだねー。少ないとちょっと味気ないかも」
「でも上に乗せるのはパイナップルでも良かったのでは…」
「まだ言ってるの?(冷たい目)」
「綱吉君……」
「分かった。今度はバジルを載せよう」
「綱吉君!!」

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さっぱりがっつり夏そーめん

「素麺リベンジですね!」
「うん。でもさぁ、もう夏も終わるよねぇ……今度はちゃんと素麺買って来た? 骸」
「ええ。今回は千種を連れて行きましたから…」
「なんだ。じゃあ安心だね」
「君はどうしてそんなに千種を信頼してるんですか!?」
「え? 別に普通だけど」
「僕とはあきらかに待遇が違うじゃないですか!」
「そりゃ骸が普通じゃないから」
「………」


さっぱりがっつり夏そーめん―――材料(二人分)
素麺(2把~3把)
素麺つゆ(濃い目に薄めて300mlほど)
ツナ缶(80g)
大葉(4枚)
梅(2個)
かりかり小梅(3~4個)
かつおぶし(1/2袋)
いりゴマ(適量)


①湯を沸かし、麺を茹でる
「麺によって茹で時間とか違うよね」
「ええ。袋の裏書を参考にしなくてはいけませんね。これは…3分ですか」
「うん。じゃ、まずお湯沸かさなきゃね」
「水から入れたらいけないんですよね」
「そう! あと、この素麺はひと束1Lの水で茹でるみたいだよ」
「麺がおよぐくらいの大目の湯で茹でるのがいいみたいですね」
「うん。火加減を調節しつつ、茹で時間が近づいたら少し食べて固さを確かめながらお湯からあげる時間をはかるんだって」
「結構やること多いんですね」
「うん。あと吹き零れそうになったらさし水したり」

②大葉を千切りにする
「細い千切り…ですよね」
「千切りって基本的に細いよね」
「まぁそうともいいますが」
「ねぇ骸。短冊切りじゃないんだからね?」
「わ、わかってます…!!」

③梅の種を抜き、叩く
「梅は二種類つかうんですね」
「うん。味が出やすい柔らかいのと、食感のカリカリ梅」
「まずは柔らかい梅の下準備ですね」
「そうそう。梅は好みだけど、今回はちょっと甘めの南高梅を使うんだって」
「で、種を抜いたら身を叩いて小鉢に移しておくんですね」
「うん。よし!」

④かりかり梅の種を抜き、細かく刻む
「工作みたいですねぇ」
「確かにそうかも。こっちも種抜いて、身を細かく刻んで、さっきの小鉢にいれてっと」

⑤濃い目につくった素麺つゆに刻んだ梅2種、かつおぶしをいれ、混ぜる
「だしつゆもお好みですか?」
「うん。だしつゆもいろいろあるからね。好きなやつを使えばいいみたい。で、ちょっと濃い目に薄めて、梅と鰹節を入れて混ぜて汁の完成」
「簡単ですね」
「素麺だしね」

⑥茹で上がった素麺を水洗いし、冷やす
「麺茹であがる頃かな?」
「ええ。そろそろですね。……味見てみますか」
「うん。水で洗ってから食べてね」
「はい。………ああ、良さそうですよ」
「そっか。じゃあお湯からザルにあげて、水洗いだ。冷やさなきゃ」
「熱いですね。綱吉君火傷しないように気をつけてくださいね」
「うん…うわ、ぬるぬるしてる」
「麺に油を塗ってあるらしいですよ? だから洗うんですね」
「へぇ。そうなんだ…」

⑦盛り付け
「えーと、じゃあちょっと深さのあるお皿に、まずは麺から」
「くるくる回しておいていくんですか?」
「うん。そのままのせると絡まって食べにくいからね。一口くらいをつまんで、くるっとさせて皿に盛ってくんだけど……時間かかるね」
「ええ。でも手早くやらなくては」
「そうだよね。麺だし、のびちゃう……よし」
「で、油をきったツナを一人分1/2缶分ほどのせて……で、用意しておいためんつゆをかけて」
「大葉とゴマを散らして完成ですね!」
「うん。ゴマは盛り付けるときに指先でちょっと潰すと匂いが出ておいしいみたいだよ」





実食
「ん。さっぱりしてておいしい」
「ツナはノンオイルのほうがよりさっぱりしそうですね」
「うん。でもノンオイルでおいしいツナ缶って少ないんだよね」
「そうなんですか?」
「ま、好みだと思うけど」
「あと、大葉とゴマがいい味だしていますよね」
「うん。夏バテのときとか食が進みそう!」
「そうですね! まぁ僕は綱吉君がいればいつでもご飯3杯はいけますけど!!」
「…………」
「つ、綱吉君! せめて突っ込みくらい!!」
「…………」

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