[PR]
Posted on Tuesday, Jun 10, 2025 12:40
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
日々、つれづれなるままに
Posted on Monday, Apr 28, 2008 00:07
「本当はこのサイトの一周年記念に作ってたんだそうですよ」
「へぇ。それで冬っぽいメニューなのかなぁ…?」
「どうでしょう。正直どうでもいいですが。おそらく管理人は僕たちに盛り上げてほしかったんでしょうね。それに乗ってあげる義理はありませんが、それにしたって…」
「……遅すぎだよね」
「正に。……まぁ、今更ですね。さっさと料理始めましょうか」
「うん」
ツナと大根のシチュー―――(材料4人分)
ツナ(1缶)
大根(1/3本)
人参(1/2本)
タマネギ大(1個)
ブロッコリー(小房を15~20ほど)
シチューのルゥ(1/2箱)
牛乳(1/2カップ)
水(600ccほど)
しおこしょう(適量)
サラダ油(適量)
①野菜を切る。
「ってかメニュー、大根とツナのシチュー?? 俺、初めて聞いた!」
「僕もです。シチューといえば、ジャガイモと人参とタマネギとブロッコリーでしょう」
「俺んちは鶏肉入れてた!」
「千種は時々鮭を入れます」
「あ、それも旨そう……。ええと、大根は扇型でいいのかな?」
「そのようですね。少々厚め(1cm弱ぐらい)の輪切りにしてから四等分ほどだそうです。結局きり方などは個人の好みにあわせていいものですが」
「そうだよねー。早く作りたい時には小さめに刻むと煮えやすいけど、長く煮込むなら大きくきらないと溶けちゃうし…。よし。人参は輪切り?」
「ええ。あとはブロッコリーを小さな房ごとにして塩茹でですね」
「タマネギは半割にしてから1~2センチ幅で切って……」
「これで下準備はオッケーですね」
「うん!」
②野菜を炒める。
「順番としてはタマネギ、人参、大根、ブロッコリーだって。でもブロッコリーは一度湯掻いてあるからできあがる直前とかで全然イイみたい」
「ほう。基本は根菜から葉野菜ですね」
「うん。やっぱり火の通りが問題なのかな」
「そうでしょうね。タマネギはなんでも最初のようですが」
「あ。それは基本って言うか管理人の趣味みたいだよ」
「…は?」
「生タマネギが好きじゃないから、いっつもよく炒めるんだって」
「……そうですか」
「じゃ、油引いて…」
「気をつけてくださいね」
「ん。えと、塩こしょうでちょっと味付けるんだよね」
「ええ。ルゥが入るので本当に好みで少しだけでいいですよ」
「オッケ。わかったー」
③鍋に水を加え、沸騰するまで煮る。
「火が通って具材が透明になってきたら水を加えるんですね」
「うん。水の量は大抵ルゥの入った箱に書いてあるみたい」
「…ところで綱吉君。その箱はどこですか?」
「え。……あ! 捨てちゃったかも!!」
「…………(がさごそ)……ありました」
「ご、ごめん…」
④火を止めた鍋にルゥを溶かし込む。
「沸騰するまで煮たら、一度火をとめてルゥを…」
「ルゥ入れてから焦がしちゃったら駄目なんだよね」
「そうですね。焦げたカレーなど、最低の極みです」
「…食べたことあるの?」
「……一度、犬が」
「食べてあげたんだ…」
「勿体無いですからね」
⑤再び煮る。
「ええと、牛乳も加えて、今度は中火で煮て、適当なとこでブロッコリーとツナも加えて……」
「火が強いようだったら弱火にして、焦げないよう気をつけなければなりませんね」
「こだわるね」
「必要なことでしょう?」
「ま、そうだけど」
「折角のツナですから美味しくいただきたいですしね。タイミングとしては、とろみがついてきたらというところでしょうか」
「うん。あと、根菜の様子も爪楊枝とか刺して確認した方がいいよね。…っていうかさ、今ちょっと不穏な発言なかった?」
「何のことでしょうか。……人参のかたさ、どうですか?」
「いいみたい、だけど」
「では完成ですね」
「………!」
実食
「うわっ…! 大根美味しい!!」
「意外と合いますね。シチューに」
「うん。ほんっと意外だけど!! なんかあっさりめなシチューだよね」
「ああ。そうですね…そんな感じです」
「大根は蕪でもいいかも」
「似てますしね」
「うん」
「綱吉君もあっさりしたシチューにあって、とても美味しいですよ」
「……一気に食べる気しなくなったよ…」
「え、勿体無い。それでは僕が綱吉君の分も…是非そのスプーンごと!!」
「…………ッッ変態っ!!!!!!」
Trackback URL: