« 15、16日のお返事。 | ムクツナ「忘れられた場所」更新。 »
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日々、つれづれなるままに
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Posted on Friday, Feb 15, 2008 01:03
「綱吉君の浮気者ォォォオ!!!」
「……何一体。骸に浮気者呼ばわりされる覚えはこれっぽっちもないんだけど」
「ひ、ひどいっ! 僕というものがありながら、アルコバレーノとラブラブだったと聞きましたよ!?」
「は? ラブラブ…?」
「とぼけないでくださいっっ! 君、家庭教師とスパゲッティ作ったでしょう!?」
「……ああ! つくったつくったよく知ってるね骸」
「認めましたね!」
「だって本当のことだし。…でもなんでそれがラブラブだの浮気だのって単語につながるわけ?」
「だ、だってこの時くらいしか僕は綱吉君を独占できないのに……あのアルコバレーノの前では裸エプロンだったっていうじゃないですか!? ハレンチですよ綱吉君! そういうことは僕の前でやりなさい!!」
「………やってないし、なんで骸の前でやんなきゃなんないのさ。ほんと意味わかんない。キモイ骸」
「はうっ…!(ダメージ100)」
春キャベツとツナのパスタ―――(材料2人分)
パスタ(1人分80~100g)
キャベツ(フライパン一杯)
ツナ(1缶)
しおこしょう(適量)
にんにく(ひとかたまり)
ブイヨン(5gほど)
オリーブオイル(大匙2)
とうがらし(少々)
白ワイン(1/4カップ)
①湯を沸かしつつ材料を用意する。
「最初にパスタを茹でるために水を鍋一杯に沸騰させて、と」
「湯は麺が泳ぐ程度にはあった方がいいんですよね」
「うん。絶対の量はないみたいだし、急いでる時には半分くらいに折ってフライパンに沸かしたお湯とかで茹でるとちょっと早くあがるらしいけど」
「まぁ、僕たちは基本に忠実にいきましょう。初心者ですし」
「そうだね。味付けはアバウトだけど」
「それはそれ、これはこれで」
「…適当だよね、ホント」
「否定できません」
「……はは。じゃ、お湯沸かしてる間に材料用意しよう」
「そうですね。時間の効率利用ですか。キャベツと……ああ、キャベツだけですか?」
「うん。芯をとってから適当にざく切りに。芯を使う場合は薄くスライスするか千切りだって」
「厚いと火が通る時間がばらつくんでしょうね」
「そうみたい」
②パスタを茹でる。
「お! お湯沸いた!! じゃあ……塩塩」
「塩は多めでお願いします」
「うんうん。ほんのり塩味でおいしくなるよね」
「そうですね。ああ、先日テレビで見たんですが、沸かしたお湯がしょっぱくなるくらいに塩入れていましたよ」
「へぇ……、と。湯から飛び出した麺は柔らかくなってきたら湯の中に沈めて……タイマーセット、と。これは8分か。よし!」
③炒める。
「まずは下味とにおいつけににんにくを炒めるんですね」
「うん。あっためたフライパンにオリーブオイル大匙2杯を入れて、にんにくと唐辛子をまずは…」
「低温じゃないとすぐ焦げるようですから気をつけて」
「うん…わかってる………もういいかな」
「匂いが立ち上ったらいいようですよ」
「へぇ。……うん、良さそう」
「にんにくと唐辛子を取り出したらキャベツを炒めて……しおこしょうで味付けですね」
「あ、あと麺の茹で汁も入れるみたい。いい塩味でてるし、麺に味が絡みやすくなるらしいよ」
「……誰から聞いたんですか?」
「へ? リボーン」
「………」
「何骸。落ち込んで。……白ワインとツナを加えて蒸し焼き……よし、と」
「綱吉君は鈍感ですね……いいです。そのままの君で居てください。あとはブイヨンと塩こしょうで味をととのえて出来上がりですね」
④盛り付ける。
「わ! キャベツの緑、綺麗だねー。なんか優しい色だ」
「春キャベツは柔らかいらしいですから、多分味もしみてますよ」
「へぇ。麺とソース盛るだけで他にやることないよね」
「ええ」
「よっしゃ! おいしそー!」
実食
「わ、キャベツ柔らか! 味は…塩こしょうであっさり目だから朝からでもぜんぜんイケる!」
「作り方もシンプルで材料費もたいしてかかりませんし」
「うん! うまー」
「おいしいです。…ところで綱吉君。何か忘れてらっしゃいませんか?」
「え? 何を??」
「今日は何の日でしたっけ」
「……え? なんかあったっけ…?」
「ほ、ホラ、あれですよ! 甘いお菓子の…」
「甘い? お菓子?? ……あ、今日…」
「そ、そうですそれですよ綱吉君!!(どきわく!)」
「俺、また今年も一個ももらえなかった……(がくり)」
「つ、綱吉君…」
「っていうか骸。何期待してたんだか知らないけど、もう日にち過ぎたよ」
「え……(時計を振り返る)…あああっ!!!」
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