畠中恵の「しゃばけ」「ぬしさまへ」を読みました。
若旦那の一太郎が可愛いです。
仁吉と佐助とのやりとりとか、子供のように構われてむくれる姿だとか、甘やかされて育ったのに性根が優しくてまっすぐなところとか、役者のような美男子らしいところとか。イイです。ステキです。ごくり。
友人が面白いと言っていたので手を出したのですが、なるほど面白い。
内容は大雑把に言えば大江戸捕物帳、といったところですが、性格も姿も様々な妖怪たちが加わって繰り広げられる物語に、ぐいと引き込まれていきます。
続き物といえば続き物ですが、一冊の文庫に短編がいくつか入っているので少しずつ読み進めていくこともできます。読書があまり好きでない人でもイケそう。
でもアレですね。
主人公まだ色恋に興味がないみたいですし、そんななか二人の妖に箸より重いものを持たせてもらえないほどに構われる十八、男(金持ちの一人息子)。
これが萌えないでいらりょうか。
PR