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初めてのオムライス

「さあ、綱吉君! 君と僕との愛の時間がやってきましたよ!!」
「ナニソレ! 意味わかんないし。大体なんでオマエと俺なの!?」
「何を言っているんです。照れなくてもいいんですよ
「話全然つうじねー!!」
「ホラ、綱吉君。今日は君のためにオムライスに挑戦しますよ!!」

ツナオムライス――― 材料(1人分)
ツナ(一缶)
トマト(中サイズ1個) ※ないときはホールトマトの缶詰でもケチャップでも可。
ご飯(茶碗1杯ほど)
卵(1個)
オリーブオイル(大匙1)
塩こしょう(適量)
粒こしょう(適量)
塩(適量)
牛乳(大匙1) ※ミルクポーション1つでも可。
ケチャップ(最後の飾り用)
その他味付けお好み

「うっわ。スッゲーアバウト……。ちなみに怖いけど聞かないのはもっと怖いから聞いとく。骸って料理は…」
「初めてですよvv
「……………そう…」
「では、スタートですね! クフフ」

①トマトを湯剥きする。
「まずはトマトを湯剥きしましょう! ほうら、血のように真っ赤なトマトですよ…。ちなみに僕のオススメは桃太郎トマトです。なんといってもトマトのクセに桃太郎と名づけられている理不尽さがたまりませんね!」
「それって味に関係あるの…?」
「無関係ですね! クフ」 ※桃太郎トマトは甘くておいしいトマトです。
「じゃあお湯沸かして…塩をいれるの?」
「ええ、一つまみ。これで沸騰した時の温度が高くなるらしいですよ」
「へえ、そうなんだ…」
「クフフ。赤い赤いその肉に十字をつけて、煮えたぎった湯のなかに…」
「……フツーにいこうよ、フツーに……皮の端が捲れてきたらお湯からあげて皮を剥いておく、と」

②フライパンを暖め、ツナを炒める。
「さあ! 君の出番ですよ!!」
「俺じゃなくて缶詰のツナだよね…」
「クフフ。オリーブオイルを塗りたくられる君なんて、想像するだけで楽しいですね!」
「変態発言キター!! 想像するな、頼むから!!」
「クフフ…奥ゆかしい君も大好きです」
「…オマエって正直脳みそ腐ってるよね…」
「ほらほら、オリーブオイルが広がりましたよ。ツナ缶を3分の1ほど…」
「はい。(どさーっ!)」
「……なかなか豪快ですね」

③湯剥きしておいたトマトを刻んで入れる。
「ある程度細かくなればいいみたいですね」
「へぇ」
「いっそ僕の手で握りつぶしましょうか…。赤い実が滴り落ちてそれはそれは美味しそうですよ…クフ」
「……うん、もう好きにしたら…?」
「ホラ、君と赤いしたたりが交じり合って…とても美味しそうですよ…」
「……ええと、このときに塩こしょうで味付けをしてください。その他、お好みでいろいろ試してみるといいですよ。また、炒め具合によってご飯を入れた後のリゾット度が変わってきます。ユルいほうが好きなひとは炒めすぎる前にご飯を入れてくださいね」
「綱吉君…無視しないで下さい…」

④ご飯を投入。
「さぁ、もうご飯入れるトコロですよ。いじけてないで入れてください」
「強くなりましたね…綱吉君」
「骸さんといますから」
「………。それでは、炒めたツナとトマトにご飯を入れましょう。で、混ぜて…」
「オムライスの中身は完成ですね」
「…ええ。お皿に盛っておきましょう」
「うーん、あ! お皿あっためとくといいですね! 今冬だし。まだこれから卵焼くから冷めちゃいますよね!!」
「僕もあっためてください」
「電子レンジで?」
「……死ねと?」

⑤卵を焼きましょう。
「卵には牛乳を入れるとふわりとなると千種がいっていました」
「へぇ。千種さん物知りですね…」
「ええ。メイド喫茶で作り方を聞いてきたらしいですよ」
「冥土喫茶……?」
「それもなかなか楽しそうですね。クフ!」
「俺は遠慮しますけど。……で、混ぜるのは牛乳だけですか? っていうかコレはミルクポーションですよね」
「ええ。牛乳がなかったので」
「………」
「まぁ似たようなものですよ!」
「…そーですね……」
「粒こしょうと、とっておいたツナ缶の残り3分の1もいれてしまいましょう」
「へー! 卵にもいれるんですか? ツナ」
「ええ。綱吉君まみれでとてもイイですよね……」
「ええと。ハイ、フライパンあったまったんで流してください」
「……反応してくださいよ」
「それじゃあ反応できる会話してください」
「どんな会話なんです?」
「普通の会話です」
「無理ですね!」
「即答キター!!」
「クフフ! それじゃあ卵を混ぜて…」
「フライパンの中でそんなぐちゃぐちゃにしていいんですか?」
「こうすると早く火が通るんですよ! 半熟で一箇所に固めて、でご飯の上に乗せた後に真ん中を縦に切るととろりと中から卵が零れてくるそうです」
「へえ…また千種さんですか?」
「いえ。綱吉君のご母堂からです」
「母さん!?」

⑥盛り付けをしましょう。
「じゃー盛り付けですね」
「ええ。ここが正念場ですね…!」
「え。そうですか…?」
「もちろん!! ……く。どうやらツナを入れたので卵が思ったほど伸びませんね…」
「あ、本当ですね。ふわりとかからない」
「無念です……さあ、ケチャップで…」
「ってアンタ何描いてんですかぁ!!」
「僕から君への愛です では完成ですねvv
「……本気でイヤだ…」




実食
「……うん、まぁフツーに食べれる…トマトの酸味と甘みで味付け塩こしょうだけなのに味しっかりしてるし」
「クフフ! 才能ですね!!」
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